ロードトリップ3戦目、敵地でのグリズリーズ戦は105-136の大敗。これで開幕6連敗、10月は1勝もできずに終わりました…。

グリズリーズは開幕6連勝で、リーグ唯一の全勝チーム。正直、試合中は「まるで勝てる気がしないぜ」って感じでした。調子の良い雰囲気が出ていましたよね。

でも、そんな試合でもエイカフはやってくれました。

エイカフ、38点&3P9本の球団ルーキー記録!

エイカフ、凄すぎる。

37分の出場で38点・5リバウンド・5アシスト。FG 12/25、3Pはなんと9/14、FT 5/5。
38点はキャリアハイで、3P 9本はキングスのルーキー記録です!

2日前のペリカンズ戦で34点・14アシストを記録したばかりなのに、続けてこれ。2試合で合計72点です。
前半だけで21点、3Pは前半だけで5/6。開幕戦で3P 0/7だった選手とは思えません。

開幕6試合の平均は26.3点・6.3アシスト。30点以上はもう3回目です。
19歳のルーキーが、もう完全にチームのエース。エイカフのスコアリングは本物です。

しかも驚くのが、3Pの中身。ディフェンダーを揺さぶって振り切ってから決める場面もあって、NBA公式のXでも取り上げられてました。開幕直後は「3Pの確率が課題」と言われてたのに、たった6試合で、相手が一番嫌がる武器に変わりつつあります。なんというアジャスト力。元々大学時代のシュート効率は異常とも呼べるものでしたが、こんなに早くNBAの舞台でも行えるとは・・・驚きです。

一方で、37分出場、平均36.5分。ペリカンズ戦の41分に続いて、今日も長い時間コートに立ち続けました。エイカフにかかる負担は、前の試合から何も変わってません。

エイカフ、お疲れ様。毎度のことだけど、よくやった。

2Qに見えた「正解」

この試合で一番ヒントになったのが、2Qの時間帯です。

1Qはキングスが7-0で好スタートを切ったものの、オフェンスリバウンドから失点を重ねて21-27。
2Qに入ると、GGジャクソンに3Pを立て続けに決められて、残り7分で29-49の20点差。完全に崩れたと思いました。

でも、そこから追い上げて、前半は55-66の11点差まで戻したんですよ。

この時間帯にコートにいたのが、エイカフを中心に、シャープやモグボといったディフェンスで頑張れるメンバー。
相手のボールマンに前からプレッシャーをかけて、ミスを誘って、走る。エイカフが点を取って、周りが守る。

これを見て思ったのが、
「エイカフのスコアリングは本物だから、やっぱり周りは3&Dで固めるのが正解」
ってことです。

点を取るのはエイカフに任せて、周りはディフェンスと3Pに集中する。役割がはっきりしてる方が、チームとしてちゃんと機能するんですよね。サボニスも同様のことが言えるのでどれだけ3&Dを揃えられるかなんですよね。

シャープ、素晴らしすぎるDF

その中心にいたのがシャープです。

今日はベンチから最初に呼ばれる選手として出場。そしてディフェンスが本当に素晴らしかった。他のチームは当たり前にやるけどキングスでは希少種・

やっぱりPOA(ポイント・オブ・アタック)ディフェンダーって大事なんですよね。
相手の攻撃の起点にプレッシャーをかけて、少しでもチームオフェンスを狂わせる。それができる選手がいるだけで、ディフェンス全体が楽になります。

失点が毎試合120点を超えてる今のキングスに、一番必要なのはこういう選手。シャープの出番は、もっと増やすべきだと思います。

今日はモグボがキーマン

そしてモグボ。今日はモグボがキーマンでした。

2Qの追い上げの時間帯、モグボのエネルギーがチームに火をつけてくれた感じ。リバウンドに飛び込んで、ディフェンスで体を張って、走る。
グリズリーズにオフェンスリバウンドを取られまくってた中で、モグボのハッスルは貴重でした。

シャープとモグボ。この2人がエイカフの周りで動き回ってる時間帯は、明らかにチームの雰囲気が違いました。

クリフォード、それは決めないと…

一方でクリフォード。
今日も出場は約3分だけで、すぐにモグボと交代しました。

その短い時間でもらったチャンスで、決めるべきシュートを決めきれなかった。
クリフォード、それは決めないと出番無くなるぞ…!

ローテーション争いが激しい中で、少ないチャンスをものにできるかどうか。2年目のクリフォードにとっては、ここが正念場です。

はやくラビーンを外そう

で、ここからは前回に続いて辛口です。

ラビーンは11点。前の試合に続いて、今日も噛み合わなかった。この前まではベテランらしいプレイをしていたのですがここ2試合はダメですね。
エイカフがボールを持って攻める形がハマってる中で、ラビーンが自分で判断し始めると、どうしても流れが止まっちゃう。

ラビーンの得点力は間違いなく本物。シューターとしてになるならいいのですが・・・。プレイタイムが20分しかなかったのは何かあったのでしょうかね。

欲しかったのは「DFができてサイズがあってパスでエイカフを活かせる選手」

こうして見ると、今のキングスに足りないものがはっきりしてきます。

DFができて、サイズがあって、パスでエイカフを活かせる選手。
…これ、まさにシモンズがやるはずだった役割なんですよね。

プレシーズンのスパーズ戦で、シモンズがボールを運んでラビーンやサボニスを活かす形が見え始めてた。あれがエイカフと組み合わさってたら…と思うと、本当に悔しい。

そういう選手が欲しかったぜ…。

グリズリーズの強さ

グリズリーズは、ルーキーのキャメロン・ブーザーが27点・9リバウンド。ベンチからはアイザイア・スチュワートが24点(FG 8/9)、GGジャクソンが21点(3P 5/5)。

ベンチ得点はキングス20点に対して、グリズリーズは81点。3Qだけで42-25と突き放されて、最大30点差。
タイ・ジェロームが欠場してたのに、この層の厚さ。そりゃ開幕6連勝もするわけです。

ハンターは19点(FG 8/18)と3試合連続で好調、サボニスも11点・14リバウンド・8アシスト。先発はそれなりに戦えてるのに、ベンチの差でボコボコにされるパターンが続いてます。

まとめ

開幕6連敗、10月は全敗。正直、まるで勝てる気がしないです。

でも、エイカフは毎試合すごいことをやってくれてる。そして2Qには、シャープやモグボと組んだ時のいい動きも見えました。

あとはチームとして、その形をどこまで本気で作っていけるか。
周りの選手たち、エイカフを助けてあげて。19歳に全部背負わせるチームじゃダメなんです。そろそろ怪我人も戻ってくると思うので待ちましょう。

次は現地2日(月)、敵地でのマーベリックス戦。日本時間では3日(火・祝)の午前10時ティップオフです。
11月こそ、今季初勝利を!

GO!KINGS!!