2026-27 Regular Season GAME4 VS SAS
ロードトリップ初戦、敵地でのスパーズ戦は103-130。これで開幕4連敗です…明けるのはいつだ。
今日はもう、完敗でした。
前半だけで80点取られて、ハーフタイムで26点差。後半は27点差のまま、どうにもならず。勝てる見込みがありませんでした。
ただ、ボックススコアを見てみると、意外とそこまで差はないんですよ。
FGは3Pは13/37と17/37で4本差。ターンオーバーは両チーム13個ずつ。リバウンドは38-46。
数字だけ並べると「27点も負けた試合」には見えない。じゃあ、どこでこんなに差がついたのか。
答えははっきりしてて、「ベンチの得点差」と「シューターをフリーにしてしまうDF」の2つです。
まず、先発メンバーのスコアは悪くありません。
・ハンター:24点(FG 8/13、3P 5/9)
・ラビーン:22点(FG 7/10、3P 3/4)
・サボニス:20点・14リバウンド・8アシスト
・エイカフ:19点・5アシスト(3P 3/7)
先発4人で85点。アチウワの4点を足すと先発5人で89点。スパーズの先発5人の合計が82点なので、先発同士なら普通に勝ってるんです。まあスパーズの先発陣はPT少ないですが・・・。
特にうれしかったのがハンター!
開幕からずっとシュートが入らなくて苦しんでたけど、今日はチームハイの24点。3Pも5本決めて、ようやく本来のハンターが見られました。「ハンター全然活躍しない…」って書いたこともあったので、ここはしっかり褒めておきます。この調子でいってくれ!
ラビーンはFG 7/10、3P 3/4と超高効率。サボニスもウェンバヤマ相手にいつも通りの安定感で、14リバウンドのうち6本がオフェンスリバウンドでした。
エイカフも3Pが3本入って(3/7)、ちょっとずつシュートタッチが上向いてきてます。開幕戦は3P 0/7だったことを考えると、4試合目でこの確率まで戻してきたのは大きい。FGは8/20とまだ波はあるけど、ターンオーバー3つで5アシストと、ゲームメイクも落ち着いてきました。
一方、キーガンの代わりに先発したアチウワは14分で4点。前の試合では39分で大活躍だったけど、今日はウェンバンヤマとのマッチアップもあってか、早めにベンチに下がりました。ウェンバヤマ相手にアチウワで攻めなきゃいけなくなったのは良くなかったです。
敗因①:ベンチの得点差
で、問題がベンチです。
キングスのベンチ得点、たったの14点。
対するスパーズのベンチは48点。その差、なんと34点。
最終的な点差が27点なので、ベンチの差だけで試合が決まっちゃった計算です。
キングスのベンチの内訳を見ると…
・シャープ:5点(FG 1/4)
・モンク:3点(FG 1/7)
・モグボ:2点(FG 1/9、3P 0/5)
・ブラック:2点
・クリフォード:2点
・プロウデン:0点
・カラバン:0点
7人合わせてFG 5/28。うーん、これはさすがに厳しい…。
モンクは6アシストとポイントガード的な役割はこなしてたけど、シュートはまだ戻ってこない。前の試合で良かったモグボも、今日は3Pを5本打って全部外してます。完全に空けられていましたね。
一方のスパーズは、シャンパニーが26点、ケルドン・ジョンソンが14点。ベンチから2人で40点。スパーズの層の厚さを見せつけられました。
ちなみにキングスのベンチは、今季4試合で平均22.3点。昨季リーグ最下位だったロケッツの平均27.6点にも届いてない数字です。
ケガ人が多いのは間違いなく影響してます。キーガン、レイノー、カードウェルが欠場、シモンズは今季絶望。本来ならベンチに回るはずの選手が先発に入ったり、出られなかったりしてる状況です。
それに、今のベンチメンバーはシャープ、モグボ、プロウデンと、ディフェンスでアピールしてきた選手が中心。どうしても得点力は足りなくなりますよね。
逆に言えば、キーガンやレイノーが戻ってくれば、アチウワがベンチに回ってベンチの層は一気に厚くなります。モンクも、ケガ明けで試合勘が戻ってくれば、本来はベンチから20点取れる選手。今はまだ「戦力が揃ってない状態」なので、ここは時間が解決してくれる部分も大きいはずです。多分。
敗因②:シューターをフリーにしてしまうDF
そしてもう一つが、ディフェンス。特に、シューターをフリーにしてしまう場面があまりにも多かった。
象徴的だったのがシャンパニー。
前半だけで3Pを8本中8本!最終的には13本中8本で26点。
いやいや、8本連続はさすがにおかしいでしょ…。
しかも、ほぼフリーで打たせちゃった場面が本当に多かった。現地のファンからも「ワイドオープンのコーナー3が多すぎる」って嘆きの声が上がってました。
ドライブにヘルプで寄る → キックアウト → コーナーが空いてる → 決められる。
プレシーズンのスパーズ戦でも、開幕後のブレイザーズ戦でも書いてきた「ローテーションDF」の問題が、また同じ形で出てしまいました。
さらに、ペイント内で60点、速攻で29点(キングスは15点)取られてます。
中を固めようとすると外が空く、外をケアすると中をやられる。今のキングスは、そのバランスがまだ全然取れてないんですよね。いっそウェンバヤマは諦めて疲労を狙う展開とかにすれば良かったかもしれません。
ここで本当に恋しくなるのが、カードウェルです。
プレシーズン中に左ふくらはぎの肉離れで離脱して、まだ戻ってこれてません。でも、今のキングスに一番足りないのは、まさにカードウェルみたいな選手なんですよね。
ゴール下にどっしり構えて、リムを守れる。ペイントを任せられるビッグマンが1人いるだけで、周りの選手はむやみにヘルプに寄らなくて済みます。そうすれば、コーナーのシューターをフリーにする場面も減るはず。
プレシーズンのレイカーズ戦でも、前半だけでオフェンスリバウンドを5本取ってたし、体を張ってくれる存在はベンチにとっても大きい。今日みたいにペイントで60点取られる試合を見ると、余計にそう思います。
カードウェル、早く戻ってきてくれ…!
面白いのが、3Pの試投数。キングスもスパーズも37本ずつで、まったく同じなんです。
それなのに、成功数は13本と17本。確率で言うと35%と46%。
同じ本数を打ってこの差が出るのは、シュートの「質」の差。どれだけフリーで打たせたか、その差がそのまま3Pの確率の差に出てるんだと思います。
開幕4試合の失点は121、128、123、130。全部120点以上です。
オフェンスはそこそこ点が取れてるだけに、ディフェンスをどうにかしないと勝ちは見えてきません。
ウェンバンヤマはやっぱり怪物
ウェンバンヤマには29点・10リバウンド・5ブロックをやられました。しかも27分しか出てないのにこれ。
試合の一発目が、元キングスのフォックスからウェンバンヤマへの速攻アリウープ。もうこの時点で嫌な予感しかしなかった…。
フォックスも11点・6アシストと、古巣相手にしっかり仕事。スパーズは2桁得点が7人、アシスト35本と、チームとしての完成度の差も感じた試合でした。
まとめ
開幕4連敗。今日は完敗です。
でも、先発同士ならちゃんと戦えてる。ハンターの復調、ラビーンとサボニスの安定感、エイカフのシュートタッチの上向き。ここはしっかり前向きな材料です。
課題ははっきりしてて、
・ベンチの得点力
・ローテーションDF(特にコーナーのケア)
この2つ。ケガ人が戻ってくればベンチはある程度改善するはずなので、まずはディフェンスの約束事を徹底するところからですね。
次はロードトリップ2戦目、ペリカンズ戦。相手も開幕3連敗中なので、ここは絶対に取りたい!
今季初勝利、そろそろ見せてくれ!
GO!KINGS!!