ということで注目の2026 NBAドラフトが終わりました。キングスは7位でDarius Acuff Jr.、トレードアップした29位でAlex Karaban、そして45位でEmanuel Sharpの3人を指名しました。7位になったときはどうなるかと思いましたが、結果的には満足ですね。

今回のドラフトはYouTubeで事前予想をしていたのですが、かなり当たっていません❗️❓
いなおのフロント入りも近い(ぇ

では指名結果を振り返っていきましょう!

指名順位選手大学ポジション
7位Darius Acuff Jr.アーカンソーPG
29位(トレードアップ)Alex KarabanUConnSF/PF
45位Emanuel SharpヒューストンSG

34位指名権は、Karaban獲得のトレードでキャバリアーズに送られました(34位+将来の2巡目指名権 → 29位)。

7位:Darius Acuff Jr.(アーカンソー・PG)

7位で指名されたのはアーカンソーのDarius Acuff Jr.僕的にはFlemings推しでしたがAcuffを指名した理由もわかります。

Acuffは大学で23.5得点・6.4アシスト・3P44%という驚異的なスタッツを残し、SECプレイヤー・オブ・ザ・イヤーとボブ・クーシー賞を受賞。特に後半戦の覚醒はすさまじく、40分換算で30.9得点という99パーセンタイルの数字を出しています。2025年のFox放出以来、キングスがずっと求めていた「スター候補のリードガード」がついに来た、というわけです。

OFの天井は、今回指名された3人の中で間違いなく一番高いです。これは疑いようがありません。

ただ、、不安はDF意識とサイズです。コンバインでは身長188cm、翼幅201cm、そして大学でのスティールは0.8とかなり物足りない数字でした。翼幅201cmという恵まれたツールがあるのにスティールが少ないというのは、ツールではなく意識の問題なんですよね。

DF意識はNBAで最も改善が難しい部分です。アンソニー・エドワーズやフォックスのように改善した例もありますが、それは例外中の例外。AcuffがDFを改善(あるいは圧倒的なOF力を発揮)できるかどうかはキングスの命運を左右することでしょう。

29位:Alex Karaban(UConn・SF/PF)

トレードアップしてまで獲得したことでここが僕的には一番アツかったポイントです。

Karabanは34位の最有力候補に挙げていた選手。さらに「トレードアップしてでも欲しい」とまで言っていた選手を、キングスは本当にトレードアップ(34位+将来の2巡目 → 29位)で獲得できました。フロントも相当気に入っている様子です

Karabanはキャリア3P37.4%・FT85%、UConnで2度の全米優勝を経験し、通算3P成功本数は校記録という実績の持ち主。コンバインのシュートドリルでも、サイドミッドサイド84%で全体1位という最高クラスの数字を出していました。各メディアからは「勝者のメンタリティ」「グルーガイ」「カルチャーセッター」と高く評価されています。

Karabanの役割はシンプルです。Acuffがドライブして引きつけた相手から、キックアウトを受けて3Pを決める。いわゆる3&Dウイングですね。とはいえKarabanはハンドオフからの展開などもでき色々な役割を担うことができるでしょう。

45位:Emanuel Sharp(ヒューストン・SG)

Sharpはヒューストン大の3P成功本数記録保持者(309本)で、エリートレベルの3Pシューティングとディフェンシブエフォートが評価されている選手です。「DF+3P」という評価軸にはしっかりと当てはまります。

2巡目後半でこの即戦力性は、バリューとしてかなり良い指名だと思います。KarabanとSharp、2人の3&Dウイングを確保できたのは大きいです。

3人指名の狙い=Acuffを3&Dで囲む

3人をまとめて見ると、キングスのフロントの狙いが見えてきます。

指名選手役割7位AcuffがOFエンジン(DF懸念あり)29位Karaban3&Dウイング45位Sharp3&Dウイング(即戦力)

「OFエンジン+DF懸念」のAcuffを取って、その周りをKarabanとSharpという3&Dで固めた。 これが今回のドラフトの全体像です。

これはちょうど、今年53年ぶりの優勝を果たしたニックスの構築に近い発想です。ニックスはブランソンという小柄でDFに難があるスター(個人DRtgはリーグ平均以下)を、ハート・ブリッジズ・アヌノビーといった優秀なDFウイングで囲むことでチームDFをリーグ7位まで引き上げ、優勝までたどり着きました。

ニックスの成功は今後のキングスの動向に大きく影響しそうです。

そしてドラフトは終わりましたが、オフシーズンの課題はまだあります。

まずラビーンの去就。Acuffとラビーンを同じバックコートに並べると、DFが崩壊するリスクがあります。デローザンもですけどね。

次にアチウワの再契約。今回Ejioforのようなフィジカル4番を指名しなかったので、アチウワと再契約する可能性は残っています。

そして直近の楽しみはサマーリーグ(California Classic、7月4日〜)です。Acuff・Karaban・Sharpの初お披露目に加えて、ネッツが6位指名したMikel Brown Jr.との直接対決が見られるかもしれません。これは要注目です。

まとめ

2026年のキングスのドラフトは、かなり満足度の高い結果でした。

7位 Acuff:OFの天井が高いスター候補。DF意識が改善できるかが鍵
29位 Karaban:トレードアップしてまで取った3&Dかつグルーガイ
45位 Sharp:評価軸ドンピシャの即戦力3&D

Acuffという才能を活かせるかどうかは、周りをどれだけDFで固められるかにかかっています。今回のドラフトでKarabanとSharpを取ったのは、その方向に向けた良い一歩だと思います。

サマーリーグ、そして来季の開幕が今から楽しみです。一緒に盛り上がっていきましょう。GO KINGS!!