キングスの今シーズンも終わりました。正直不完全燃焼な感じは否めませんが来年以降には更なる飛躍を期待しましょう‼️😤
さて、今シーズンも恒例の総括記事です。毎年長くなります笑!よろしくお願いします😤
1.今シーズンの出来事
2.選手評価
3.オフシーズンにやるべきこと
4.来季の展望
今シーズンの出来事
1.デローザン加入
今年はまずここから始まりました。先生とのS&Tでオールスター選手のデローザンを獲得。サクラメントにオールスター選手が来るなんて・・・と心躍りました。24-25 デローザン来たよ!!~サマーリーグ開始~それだけキングスの面々が魅力的になっていたとのことでしょう。今思い返しても補強としては的確かなと思います。特にFT。去年最下位に沈んだFT%が今年はチームで80%を超え4位に。ミドルでもFTを獲得出来るのは脅威でしかなかったですね。今季は3PAもキャリア2番目の数字。4Qには補正がかかるのはバグ。ただ、やはりDF面では弱点となることもありましたし、OF面でもボールムーブを止めてしまうこともありました。もう少しチームの戦術にデローザンを組み込みたかったです。
2.マイク・ブラウン解雇
デローザンを獲得し、今年は50勝いける!と思っていましたが、キングスは低迷し借金7となります。事態を重くみたフロントは一昨年のCOYを解雇。今思い返してもサプライズでしたね😱オフに3年30Mの契約を結んだばかりでしたので。とはいえ数字上は優秀だったエリスを使わず、不調のハーターを使い続けたことには疑問がありましたし選手起用も理想を求めすぎている感じがありました。事実エリスは試合に出始めてから驚異的な活躍を見せました。最初からエリスを起用していればブラウンHCの解雇も無くシーズンは終わったのではないでしょうか。ハーターを見限ったあとモンクをスタメンにしたことも長期的に見たらマイナスでしたね。こだわりは強いですがHCとしては優秀なので他のチームのHCになっていることでしょう。ちなみにキングスにとっても新しくHCとして雇用されれば差額分しかサラリーを払わなくていい契約のはずなので、新天地での採用との活躍に期待しましょう。就活頑張れ!
3.新HCにクリスティ就任
マイク・ブラウンの後任にはACのクリスティが暫定コーチとして就任しました。クリスティはキングス黄金期不動のSG。キングスファンからは嬉しい人事でした。肝心のHCとしての手腕は就任後からは連勝を記録。今シーズンはもう終わりかと思われたシーズンをPOを争えるところまで立ち直しました。秘訣は試合間の練習を軽めにしたとのことですが効果あったようですね。ただ、戦術面や選手交代に関してはやはり経験不足かなというところはありましたが、選手のテンションを上げれる資質は感じました。来季どうなるかは分かりませんが、もしHCになるのであればACも重要になってきそうです。
4.フォックス、スパーズへトレード。三角トレードでラビーン加入
今シーズン最大の話題はこれですね、フランチャイズプレーヤーでありエースのフォックスを放出。
⬇️当時の心境はこんな感じでした。
まあこの前にドンチッチのトレードがあった上にちょっと情報が小出しにされていたので多少の心構えはありましたが・・・ショックでしたね。しかもフォックスの希望というところがダブルで😭
シーズン前から契約延長を断ったという話もありましたけど、MAX契約のための布石だと思っていました。わからないものですね。悲しいのがトレード後にキャッスルはトレードに含めないようにフォックスが働きかけたとかそういうファンに火に油を注ぐ報道が多かったことですね。フォックスもよくSNSではレスバするのですが、わざわざ遺恨を残さなくてもねと今は思います。スパーズの方が未来は明るいと選択したフォックス。今は誰もがそう思っているでしょうがこの決断が間違っていたと言えるような未来にしていきたいものですね。
トレードの対価でやってきたのはラビーン。これがまたピーキーな能力の持ち主で😅今までもガチャ枠でモンクやらTDなどがいましたが最上位ですね。詳しくは選手評価の項目で後述しますが、上振れはカリーに匹敵するシューターかつ運動能力おばけなのですが、下振れ時にほぼ何も出来ないという・・・そしてサラリーは高くあと2年は契約が残っている。色んな意味でキングスの未来を握っていますね。
5.マクネアGM解雇、ペリー氏が新GMへ
The Sacramento Kings and general manager Monte McNair are mutually parting ways, sources tell ESPN. McNair spent five seasons running the Kings, winning NBA executive of the year in 2023 when Sacramento went 48-34 and snapped a record 16-year drought to make the playoffs. pic.twitter.com/off3QWsZnU
— Shams Charania (@ShamsCharania) April 17, 2025
キングスの敗北が決まったその日にマクネアGMが双方の同意により解雇となりました。
責任を取らなきゃいけない立場でありますが、この決断はキングスにどう影響を与えるか・・・。GMの手腕としては間違いなく優秀だったと思います。あのオーナーの元で最大限の仕事はしてくれました。POに出れたのもマクネアGMの手腕が大きいです。ありがとうございました。
The Sacramento Kings are finalizing a deal to hire longtime NBA executive Scott Perry as their new general manager, sources tell ESPN. Perry spent three months with the Kings in 2017 before leaving for the Knicks. Perry started his exec career in 2000 with Detroit. pic.twitter.com/vlQUOeo55y
— Shams Charania (@ShamsCharania) April 17, 2025
新GMは誰になるかな・・・?と思っていたらあっという間にペリー氏に決まりました。このスピード感、いつから話を進めていたのでしょうね?
ペリー氏は3ヶ月だけキングスに在籍しその後ニックスのGMを務めていました。フォックスを指名したのもこの方です。色々評価をみていると「悪くはない」って評価が多いですね。
特に再建に関してはかなりの力を発揮するとのこと。ということは・・・?次はおそらくHC決め。経験豊富で人脈も広い方なのでどんな動きになるか注目です。
選手評価
ドマンタス・サボニス 19.1P 13.9R(1位)6.0A 0.7S 0.4B 3P41.7%
今年も大活躍のキングスの大黒柱。3年連続リバウンド王。ダブルダブル数も3年連続1位(史上5人目)。課題と言われていたシューティングも改善し3P%は41%超え。FTもキャリアハイ。だけどオールスターには選出されないリーグで最も過小評価されている選手です。モンクとツーメンゲームはリーグでも屈指の得点力を誇ります。しかし、新加入のデローザンやラビーンとのコンピプレイはイマイチであったことはキングスが上昇できなかった一つの原因です。サボニスのタッチ数とアシスト数を増やすことがキングスの流れるようなOFに必要だったのですが、チームOFとしては上手くいかなかったと言っていいでしょう。また、ロングレンジのシュート%は向上しましたがアテンプト数は伸びてなく、今だにノンシューター扱いされることが対キングスで最適解となっているのは悩ましいところ。結局ドロップで守られることでスペースが減り、インサイドにリムプロテクターを残してしまうことは他の選手のドライブフィニッシュの難易度を上げてしまいます。数字は残したので来年度はアテンプト数を増やすことが必要ですね。あと来季こそはフローターの獲得を。ハーテンシュタインが出来るんだからサボニスもぜひお願いしたい。DF面においてもブロックよりスティールの方が多いCなのでリムプロとしての脅威はありません。しかしインサイドでの1on1DFの数字は良く、世間で言われているようなDFレスの選手ではありません。チームとしてもっと1on1に集中できたり、オールスイッチが出来るようなDFシステムであれば輝くのですが、デローザンとラビーンの同時起用となるとローテーションが遅く、ドライブに対するリムプロの能力だけが目立ってしまうのは可哀想。現在のロスターでもDF寄りのラインナップは可能なのでそちらの方向もアリかも。
PI終了後サボニスは会見でまたチームに残りたいとの発言をしていました。チームが再建の道をいくのであればサボニスで指名権を複数獲得する動きになるでしょう。今の若手+サボニスがいたらある程度は勝ってしまうでしょうし。個人的にはこれだけ献身的に尽くしてくれているサボニスには残って欲しいものですが・・・。
キーオン・エリス 8.3P 2.7R 1.5A 1.5S(8位)0.8B 3P43.3%(9位)
今季のキングスの中心。シーズン開始は何故スタメンにされない?もっと出せと白熱した議論を生み、中盤はもっともっと出せ、終盤はようやくスタメンかみたいな感じでした。実質的にマイクブラウンを退任させた選手でもある。アシストとスティールが同数。ブロックもサボニスより多いという得意のDFはさらに磨きがかかりました。OFでも3P%はTOP10入り。インサイドフィニッシュの精度が増しFT%も向上。TS%も66.4%(8位)と躍進のシーズンでした。ちなみにTS%はヨキッチよりも上。どれだけ効率的にシュートを決めていたかがわかります。こうして振り返ってみてもシーズン開幕からエリスがスタメン、あるいは30分以上のPTがあればキングスの成績はどうだったかなと夢想せずにはいられません。本当になんでマイク・ブラウンはエリスを重宝しなかったのか未だに疑問です。そんなエリスですがPGとして起用するとハンドリングやパス能力の劣っている部分が目立つところでありました。DFでもフィジカル面では劣ってしまい、直線的なドライブなどには対応しきれていませんでした。どちらかというとチームDFの方が輝くタイプですね。スキルセット的にはSGでの起用が適切だと思います。しかし、現状はデローザンとラビーンを先発起用としているため必然的にPGポジションとなります。そうすると深刻なハンドラー不足になるんですよね。エリスはオフシーズンにPGとしてのトレーニングを重点的に行うとのことですが、どこまで改善されるのかは未知数です。この3P%ならシューターとして起用した方が強そうですし、エースムーブを任せて良いかには疑問が残ります。でもドラフト外から這い上がったこの男には期待したくもなります。このオフには延長契約を結べる権利がありキングスはどう動くか。今のサラリーはNBAで1番お買い得と言っても良い契約。継続にしろ再建にしろ最優先事項としてキングスには取り組んで欲しいです。これからのキングスは生え抜きを大切にしていく文化を作って欲しい。ただ、サラリーはカツカツなんですよね😭頼むよ・・・!
キーガン・マレー 12.4P 6.7R 1.4A 0.8S 0.9B 3P34.3%
デローザンの加入によりOFでは4番手ポジションに、先生の離脱でPFでの起用となった今年のキーガン。オフに肉体改造を済ませて準備万端での臨んだシーズンでした。しかしながらシーズン序盤は3Pが不調であり、スタートダッシュには失敗します。1歩遠いところからアテンプトを試みることが多くその影響はあったように見えます。ハーターと2人とも不調であったのが痛かったですね。シーズン後半戦は調子を取り戻しつつありましたが、シーズンを通してはキャリアワーストの出来で35%を下回りました。この数字ではシューターとは言い難いです。その代わりにインサイドフィニッシュやミドルは少しずつ向上しています。ぶつかり合いでもウイングレベルなら大抵の選手よりも優位を取れそうです。FT%こそ良かったですがFTAもキャリアワースト。来年以降はFTを積極的に獲得していけば20点近い平均得点も可能かと思います。ハンドリングは引き続き鍛えていく必要がありますね。OFでは不十分なところがありましたが、DFの方に関してはさらに進化しています。1-4番まで守れる万能性、エースストッパー、ローテーション、チェイスダウンブロックも増えています。リバウンドはキャリアハイ。エリスとキーガンの2人はキングス自慢のDF陣となりました。リバウンドに関しては来年には7本以上いくことを期待しています。個人的にはSFで固定して、ビッグラインナップの方がキングスは強そうな感じがします。エリスと同様に今夏に契約延長の資格を獲得します。スタッツとしてはまだ控え目なのでそこまで高くならないで欲しいところ💧エリスと合わせて契約できることがオフ最優先事項。プレイスタイル的に他にエースタイプがいても共存出来そうですし、再建となればエースとしてどんどんシュートを撃たせて成長して欲しいです。他チームからの要望もきっとあるでしょうがキングス間違った選択はとるんじゃないよ?
マリーク・モンク 17.2P 3.8R 5.6A 0.9S 0.6B
昨季相場より安い金額で再契約してくれたモンク。今年はPTも増え軒並みキャリアハイの数値を残しました。今まではシックスマン起用でしたが、今季は45試合スターター起用となりました。モンクとしては待望の機会でしたが、キングスの状況が苦しかったことに他なりません。爆発力が売りのモンクですが、裏を返すと安定感に欠けるということ。3P%もキャリアで2番目に悪い数字。良い日はいいですが、悪い日もあり1Qで大量ビハインドが生じてしまうことも少なくありませんでした。特にモンク、ラビーン、デローザンのラインナップになるとDF面ではかなりの苦戦を強いられました。来季は止めましょう❌最後の方はエリススタメンにしたのは正しいと思います。ハンドラー不足という新たな問題は生じましたけど。ハンドラー不足のキングスなので、今季も終盤の怪我で重要な試合に出れなかったことは痛かったです。モンクがいたら少なくともサボニスはやりやすかったでしょうし、起点にはなれたはず。悔しい。モンクも会見で(キングスに)全てを賭けていると発言がありました。来季こそは重要な試合で輝かしい活躍を期待しましょう!とはいえ契約を考えると最もトレードされやすそうなのも悩みどころ😩・・・しないよね?
デマー・デローザン 22.2P 3.9R 4.4A 0.8S 0.4B 3P32.8%
キングスに将来性を感じて来てくれた元オールスター選手。加入当初はカンファレンスファイナルへ進むと発言してくれていたけど、この体たらくはすまねぇ😭ミドルシュートとどこからでも取れるファールドローはキングスの新たな武器でした。昨季最下位だったFT%が80%超えたのはデローザンのアテンプトが増えたからこそ。4Qの勝負強さも流石で勝てた試合もありました。一方でDF面ではやはり弱点となる場面が多く、失点にも繋がりました。OF面でもボールを保持する時間が長く流れを切ってしまうことが良くみられました。点を取っても単発といった感じでチームの流れに影響しづらかったような印象です。この傾向はチームが不調となる後半に連れて増加して行きました。これはハンドラー不在でコーチ陣もOFシステムを構築出来なかった中で、何とか打開しようとした結果でもありました。デローザンだけのせいではないですね。デローザンのアイソレーションが機能するにはガードをマッチアップさせる必要があるのですが、そこを誘導出来なかったのはチームとして苦しかったです。キャリア2番目の3Pアテンプトを記録しましたが、デローザンに積極的に撃たせるならもっとサラリーが安く3Pが上手い選手起用する方が良いでしょうし。総じてデローザン獲得一年目は有効活用は出来なかったといった印象です。個人的にはデローザンはシックスマンとして短時間で効果的な得点を獲得してくれることがベストじゃないかと思っていますが、ずっとスタメンで活躍してきた選手をベンチ起用に納得させられるかは難しいことでしょう。優秀なHCならいけるのかな?HCの手腕に期待しましょう。夏にはフロントと今後について話し合うとの報道があります。キャリア晩年のデローザンですから優勝を求めてトレード希望出しておかしくはありません。その時は多少不利になっても送り出したいところですね。
ザック・ラビーン 23.3P 4.3R 4.2A 0.8S O.2B 3P44.6%(2位)
トレードで獲得した最強の諸刃の剣。扱いを間違えた方が大ダメージ。プルアップ3Pが主体なのですが、3P%はリーグ2位の高確率。キャリア初のPOWを受賞した際には3P%は63%を記録しました。元ダンクコンテスト優勝者の身体能力は変わらず、芸術的なフィンガーロールは美しい。と良い部分は最高級なのですが、苦手な部分も多い選手でした。OF面ではハンドリングとパスミスからのTOVが多く、シュートセレクションも独特でありチームとしてのリズムが生じにくい。スクリーンを使うことも得意ではなくサボニスのスクリーンセットを活かせない場面も多かったです。DF面ではオンボール、オフボールともに動き出しが遅く相手にフリーを生み出してしまうことが多々ありました。デローザンと併用になると特にローテーションの対応が出来ずにオープン3を献上しがちでした。あとはなんと言っても40Mを超えるサラリーが重くのしかかります。現状のままですとライルズ、ラレイビアの再契約やキーガン、エリスとの契約額にも影響が出ることでしょう。数字上で価値は上げましたが、トレードもすぐ纏まるとは思えないです。ラビーンを活躍させるためにはチームで縛ることが必要かと思います。そのために戦術を構築できるコーチ陣、パサー、DFをフォローできるディフェンダーが必要です。ディフェンダーはキーガンとエリスがいるのですが、コーチ陣とパサーは足りません。シーズン最後の数試合はサボニスとのコンビプレイが増えてきましたが、強豪相手には対応できていません。夏を過ごすことでコンピプレイが強化されることを期待したいです。あとはデローザンとの同時起用を可能な限り止められれば・・・。良くも悪くもキングスの鍵を握ることになりそうですね、
トレイ・ライルズ 6.5P 4.6R 1.2A 0.6S 0.3B 3P34%
今季も渋い活躍を見せたライルズくん。スタッツ以上にハードワークでチームに貢献してくれていたことはキングスファンにはお馴染みでしょう。ライルズが出てる際にはDFが安定するのでみてても安心しますね。マレー欠場した際にはスターター起用され、17P9R4Aを記録するなどPTがあれば活躍することを証明してくれました。ただ、インサイドフィニッシュが苦手なところは変わらずFG%は42%とここ5年で最も低い値です。これは3Pのアテンプトを増やした結果ではあるのですが、デッドローからのアタックやカッティングなどの増えると良いですね。ここもハンドラー不足の影響は出ていますが。ライルズの契約は今季まででFAとなります。現在のサラリーですと再契約は厳しそうな状況です。ベンチにいて欲しい仕事人。フロントの判断に注目です。
ヨナス・バランチュナス 10.4P 7.7R 2.0A 0.5S 0.6B 3P21.6%
長らくサボニスのバックアップCは誰にするか?議論がありましたが選ばれたのはリトアニアの盟友バランチュナスでした。オールドタイプと言われようがサイズがありフィジカル強いCは大好物です。ペリカンズを苦手としていた理由の一つにバランチュナスの存在があったのですが、もう戦うことがないのは嬉しいです。20分程度の出場時間ですが20P10Rを記録することもあり効率は素晴らしいです。36分換算だと19.9P 14.8R 3.9A 1.1B。サボニスのリバウンド王のライバルでしたね💧サボニスとの2ビッグを試すこともありましたが、上手くいったのはマブス戦ぐらいでしょうか?貴重な選択肢となるのでまたみたいものです。一方でアジリティの所ではかなりディスアドバンテージとなります。3Pライン付近まで釣り出されたり、リムプロとしてはあまり期待できない(それでもサイズがあるためサボニスよりは良い)かと思います。役割や戦術を与えることでもっと輝きそうなので引き続き活躍を期待しています。
ジェイク・ラレイビア 6.9P 3.9R 0.9S 0.3B 3P42.3%
ウイングの層が薄いことも課題でしたが、若手のウイングを獲得。まさかラレイビア獲れるとは思っていなかったのでやはりマクネアGMの動きは素晴らしかったです。ラレイビアの良さはDFとリバウンドでのハッスルプレイ。常にボールへ絡もうとする姿勢は素晴らしいです。ホームデビュー戦でもその活躍によりファンのハートをがっつり掴みました。3Pも40%を超える確率。しかし、FTは苦手。キングスっぽい。グリズリーズではハンドラーとしても活躍していたのでキングスでも期待していたのですが、あまり任せてもらえませんでしたね。惜しむらくは怪我で重要な試合に参加できなかったことですね。モンクと共に何か変えてくれるかもしれないと思わせるプレーヤーの欠場は響きました。まあ市場価値の高騰には繋がらなかったのは結果的に良かったです。ラレイビアも契約は今季限りで来年キングスは5.16Mしか提示出来ません。ベンチからのハッスルプレーヤーは何人いてもいい。というかもっとプレイが見たい。サラリーはキツいですが確実に契約してほしいですね。よろしくお願いします。
デビン・カーター 3.8P 2.1R 1.1A 0.6S 0.1B 3P29.5%
キングス期待のルーキーでしたが、怪我で出遅れポテンシャルを発揮することなくシーズンを終えてしまいました。とはいえ後半戦には特にDFで実力の片鱗を見せていました。サイズ以上にウイングスパンと運動能力は武器となり、スタンディングリバウンドでフロントコート陣に競り勝つのは痛快でしたね。DF面では計算出来そうですが、OF面に関しては現状は並以下でしょうか。ドライブやシュートセレクションは独特でチームとしても合わせにくそうな所がありますので、相互理解を進めていく必要があります。シュートフォームはゆっくりなので、C&SなどはあのままNBAで通用するかも検討してほしいですね。今の確率ではローテーション外になってしまうことでしょう。来シーズンはサマーリーグからしっかり調整してRSを迎えると思うので楽しみですね。2年目の飛躍を期待したいです。
アイザック・ジョーンズ 3.4P 1.4R 0.3A 0.1S 0.1B 3P37.5%
今年のドラフト外での掘り出し物。サイズはありませんがウイングスパンと運動能力でカバー。オフボールでも良く走るのは好印象。シュートエリアは狭いもののゴール下周囲のフィニッシュは巧みはおそらくチームトップ。ブロックやアリウープの受け手としての感覚も随一でしょう。3P%も低くは無く今後もコーナーのオープン3を決めるだけでも価値は高い。サラリーのこともありましたが2wayから一年未満で本契約を勝ちとったことは素晴らしいですね。Gリーグのストックトン・キングスでは優勝に貢献した経験も大きいでしょう。ライルズがもし契約できなかった場合には代わりを務める可能性もあります。エリスに続きローテーションとしての飛躍を期待したいですね。
ダグ・マクダーモット 3.5P 0.5R 0.2A 0.1S 0B 3P43.6%
ハーター、キーガン不調時に雇われた必殺仕事人。3Pはさすがの出来。ガベージタイムでも爆撃をかましてくれるのは最後まで相手をヒヤヒヤさせたことでしょう。キングスもマクダーモットの時にはちゃんとシューターセット出来るんですよね。もちろんマクダーモットの動きが良いからと言うのもありますが、ラビーンでもやって欲しかったですね。一方でDFに関しては明確な穴になります。ウイング相手には何も出来ないと言っていいでしょう。マクダーモット使用する時にはリムプロ配置か殴り合い上等!精神でいかねばなりませんね。再契約はないと思いますが、シーズン途中にまた契約はあるかもしれないと思わせるような選手ですね。
マーケル・フルツ 2.9P 1.0R 1.3A 0.5S 0.1B 3P50%
FAでのサプライズ契約。元ドラフト1位のフルツが加入。フォックス離脱し、ドラフト1位がキングスに加入するのはウェバー以来と期待されましたが、期待通りの活躍とはいきませんでした。フルツに契約がいかなったのは故障からのシュートイップスだったのですが、改善したとはいえまだぎこちなさは残存。他チームもノンシューター扱いをしていました。シュート以外のスキルは流石でしたが、マジック時代にエンドライン沿いでの待機が多かったからかキングスでも同様のオフボールムーブでした。ハンドラー不足のキングスではトップからの展開をして欲しかったのですが、その辺の役割を担えなかったのは残念でした。センスはありもっと見てみたい感じはするのですが、再契約するにはインパクト不足かと思います。
アイザイア・クロフォード 0.9P 0.5R 0.1A 0.1S 0.1B 3P20%
今季はGリーグ主体で育成。サイズもありGリーグでは3Pも高確率で決めていました。3&Dとしてのポテンシャルはあるため来年は本契約を狙いたいところ。とりあえず次のサマーリーグで成長を感じたいですね。
ジェイ・クラウダー 2.6P 2.2R 0.7A 0.3S 0.1B 3P26.7%
ウイング陣が悉く負傷した中契約し、いきなりスタメン出場させられた人。だが結果は出したのは流石ベテラン。サイズはありませんがフィジカルを活かしたパワーDFはキングスに欠けていたので助かりました。相手とトラッシュトークをかますようなことも大人しい選手が多いキングスには貴重なものでした。しかし、それ以降の出場はほとんどなく9試合に留まりました。フィジカルはあるものの運動能力の衰えは著明であり、アンダーサイズなことも影響したことでしょう。本人も言ってましたけどトレーニングキャンプに呼んでもらえれば少しは役割も違ったかもしれません。
メイソン・ジョーンズ 2.3P 0.9R 1.1A 0.0S 0.1B 3P12.5%
ストックトンキングスの優勝の立役者。ファイナルMVPは素晴らしい。一方でNBAの舞台では出番に恵まれず、出場しても印象に残る活躍は出来ませんでした。フォックス離脱やモンク負傷など追い風はあったのですが活かしきれなかったのはもったいなかったですね。Gリーグレベルは逸脱しているのであとはNBAで爪痕を残してほしいです。あと金髪の方がいいよなぁと笑
テレンス・デイビス 0P 1R 1A 0S 0B 3P0%
キングスの秘密兵器。・・・秘密過ぎるわ!流石に最後の3試合で合流は厳し過ぎる。試合に出る姿はみれて良かったけど、何かかなり痩せましたよね。やはり大怪我のあとは厳しかったか。フィジカルの強さもTDの魅力だったのですが、その辺の衰えをカバー出来ないとNBA定着は厳しそう。頑張れTD。
3.オフシーズンにやること
・HC選出
GMが変更されたらまずはここからです。現在はHC候補となる方は市場に溢れている印象です。以下、有力そうな面々を挙げてみました。
1. ダグ・クリスティ(Doug Christie)
現状: 2024年12月にマイク・ブラウン前HCの解任後、暫定HCとしてチームを指揮。
成績: 27勝24敗でプレーイン出場を果たすも、ダラス・マーベリックスに敗退。
評価: 選手からの支持が厚く、ラビーンが「来季もクリスティをHCに」と要望したとの報道も。
2. ジェームズ・ボレゴ(James Borrego)
経歴: 元シャーロット・ホーネッツHC、現在はニューオーリンズ・ペリカンズのアシスタントコーチ。
特徴: 若手育成とオフェンス戦術に定評があり、再建期のチームに適した指導力を持つ。
3. スティーブ・クリフォード(Steve Clifford)
経歴: 元シャーロット・ホーネッツHC。
特徴: ディフェンス重視の戦術で知られ、チームの守備力向上に貢献できる可能性がある。
4. マーク・ジャクソン(Mark Jackson)
経歴: 元ゴールデンステート・ウォリアーズHC。
特徴: 選手との信頼関係構築に長けており、チームの文化改革やリーダーシップ強化に期待が持てる。
5. テイラー・ジェンキンス(Taylor Jenkins)
経歴: メンフィス・グリズリーズの元HC。
特徴: 若手育成に定評があり、モダンなオフェンスとディフェンスのバランスを重視する指導スタイル
個人的には筆頭としてテイラー・ジェンキンスを推したいところです。グリズリーズでの実績は十分。ロスターの力不足と思われたグリズリーズをここまで好成績に残したのは素晴らしいです。
ロスターをしっかり全員使うことも良いですね。問題は最も人気であると言っても過言でない所。他のチームも必ず声をかけていることでしょう。キングスは迅速に決定する必要があります。あとはヒートACのクイン・クックとか気になりますね。GMは1週間で結論を出すとのことで注目です。
2.ドラフト指名
2025年のキングス1巡目指名権はコイントスで勝利し13位となっています。が、13位ですとホークスに指名権が渡ってしまいます。これを回避するにはロッタリーピックを引き当てること。確率は3.8%です。豊作と呼ばれる2025年のドラフト、奇跡を信じるしかないですね。キングスファンの皆さんは一日一回は善行を積み上げていきましょう。豊作なので2巡目指名権(45位)でももしかしたら例年の1巡目下位相当の選手を当てられるかもしれません。
3.ロスター整理
キングスは再建か継続なのか微妙な立ち位置です。結果だけを見るとPIですら勝つことができないかつ若手中心というわけではないので再建一択となるはずですが・・・GMを変えるということは変化をしたいということの表れでしょうし。再建するのであればラビーン、サボニス、デローザンはトレードすることでしょう。とはいえラビーンは契約高過ぎるので引き取り手はかなり厳しいかなと思います。デローザンも年齢を考慮するとあまり欲しがるチームはいない可能性があります。サボニスは順当にオファーあると思いますが、どの程度の価値を引き出せるかはGMの手腕が問われますね。モンク、キーガン、エリスあたりを一緒にしたら価値はすごく上がるのですけど、その辺りは次のチームのコアとなりうるので残す方が有力でしょうか。。2026年のドラフトもディバンツァ、キャメロン・ブーザー、ピーターソンとロッタリー指名に魅力的な候補者がいます。キーガンにエースムーブを体験させて成長させながら狙うのも良いかと思います。再建を少しでも早く終わらせたいと考えるなら、サボニスで2025年の上位指名権を獲得することも選択に入ってくるかと思います。
継続路線の場合でもスターターの変更は必須です。ラビーンとデローザンは同時に起用せずどちらかをベンチ起用に、ハンドラーとしての機能するPGをスターターに抜擢。サボニスとツーメンゲームが出来ることが必須ですね。カーターが覚醒しない限りはチーム内で出来るのはモンクですね。とはいえモンクは安定感を考えるとベンチからが望ましい。そうすると外部から取ってくるしかないのですが、パッと思いつくのはタイアス・ジョーンズとタイ・ジェーロムとかかな。出来たらサイズがあるといいですが。今年のドラフトはPG豊作とのことなのでトレードで狙うのも良いかもしれません。また、戦力以外にサラリーの問題も重くのしかかります。現状のロスターではライルズ、ラレイビアを再契約しないで他をベテランミニマムで契約してキャップギリギリです。安い給料でサクラメントに来てくれるとは思えないので今年よりも弱くなる可能性は十分にあります。現状維持だとしてもTDLでは動くことでしょう。
4.来季の展望
うーん・・・読めない💧年々成績は下降し新GMが求める人材がロスターにあまりいないので、普通に考えれば再建だと読むべきですがウチのオーナーが良しというかなぁ💧一応オールスタークラスの選手はいるわけですからね。能力が無いわけではない。ラビーンはまだ加入してから半年しか経っていなく、サボニスとのコンビネーションは高まる可能性があります。とはいえ西を勝ち切るにはDFが改善して、ラビーンが得点王に輝くぐらいの活躍をしないといけないかなぁと思います。ラビーンかデローザンを放出してPGを補強。TDLまで勝負し上手くいかなかったら再建に踏み切るって感じでしょうか。2026年のドラフト候補生は魅力的。キーガンはもう少しで殻を破りそうな感じもします。再建しても2年くらいでPOを争えるレベルにはなるのじゃないかと予想しています。まあ何にせよ我々ファンは一喜一憂しながら楽しんでいくしかないですね😄色々考えるのはやはり楽しい。来季もよろしくお願いします。
というわけで24−25シーズンのブログは完了となります!今年も読んでいただきありがとうございました!
まとめ動画も多分作る・・はず。そちらもよろしくお願いします。
来季もきっと楽しめるでしょう!
GO!KINGS!!
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